男性の肌と女性の肌はどう違うのか?
(洗い方など)何をどのようにすれば良いのか?
まずは何を買えば良いのか?
このブログを最後まで読まれた男性は肌への理解が深まり間違いなく明日から間違ったスキンケアはしなくなり、肌改善に向けて行動出来るようになるでしょう!
男性肌の特徴は?女性とどう違うの?
はじめに男女の肌の構造や性質の違いをみてみましょう。男性の肌は皮膚が厚く、キメが粗くて毛穴が目立ちやすい傾向があり、肌触りもザラザラしがちに。また、女性の肌に比べて皮脂の分泌量が2~3倍と多いですが、その一方で、保水力に関わる角層細胞面積が女性より少なく、水分蒸散量は2倍以上、肌の水分量は女性のわずか30~50%です。皮脂が多いため乾燥を感じにくいですが、丈夫そうに見えて乾燥しやすいのが男性の肌の特徴です。
男性の肌水分量は女性の水分量よりも非常に少ない傾向にあるので男性こそスキンケアは必ず必要となってきます! 30代の健常男性12名(平均35.6歳)の肌計測のデータを取るための実験がこちらのサイトで行われました。測定は、肌水分量、キメの粗さ、水分蒸散量(TEWL)、皮脂量の計測と、マイクロスコープを使って肌表面状態の拡大観察が行われています。こちらのサイトではグラフなどを使い、詳しく解説してくださっていて男性肌と女性肌の違いがすごく分かりやすく一目瞭然なので是非ご確認ください!
https://www.fcg-r.co.jp/lab/beauty/report/100716.html
この結果を見ればいかに男性の肌が弱々しく、なのにほとんどの男性からろくにスキンケアもされず放置されているのかが分かるのではないでしょうか?
男性の肌の特徴は女性より
- 潤いがない(水分量が少ない)
- キメが荒く手触りがザラザラする
- 水分蒸発量が多い
- 脂でギトギト(肌の水分量が少なく蒸発が多い為、皮脂分泌量が多くなる)
正しい洗顔方法と化粧水、乳液、美容液の違いと使用方法
脂性肌は男性に多く、乾燥肌は女性に多い傾向にはありますが、実際にはその逆のケースもたくさんあります。男性の肌は油分が多いので、まず初めに、「洗顔」で余分な皮脂や汚れを落とすことが大切です。 特に皮脂の分泌が活発でテカリやニキビができやすいおでこから鼻筋までのTゾーンは念入りに洗いましょう。
でもしっかり洗いたいからと言ってゴシゴシと肌を強くこするのは絶対にNGです。大切なのは、洗顔料はしっかり泡立てることで、泡がクッションとなり肌に負担をかけずに汚れを落とすことができます。
そのため、泡タイプの洗顔料を選んだり、市販の泡立てネットを使うなど、しっかりとした泡で洗顔するように心がけましょう。また、ひげそりなどでひりつきを感じたりデリケートになっている場合は、低刺激な洗顔料を選んでみてください。
ちなみに、リンスやトリートメントのすすぎ残しなども肌荒れの原因となるので、お風呂での洗顔の場合は顔を洗う前にしっかりと髪の毛のリンスやトリートメントは洗い流しましょう!! 生え際の肌荒れや首や背中のニキビが多い人は特にこれが原因である可能性が高いので要注意です!
男性の肌はべたつきやすい一方で、女性よりも角層水分量が少なく、実は乾燥しやすくなっています。洗顔後、化粧水をつけると「べたついてしまう」という理由から化粧水などのスキンケアに対して、苦手意識はありませんか?
肌は、うるおいのバランスが崩れると油分を過剰に分泌するため、スキンケアを省くとかえってべたつきの原因になることも・・・。また肌の乾燥が進むとバリア機能が低下し肌荒れなどのトラブルにもつながるため、保湿ケアは必ず行うようにしてください。
- 化粧水…肌に水分を与えるもの
- 美容液…保湿やシミ・シワ対策などのために使う、プラスワンアイテム
- 乳液…化粧水や美容液の水分を逃がさないようにするものというそれぞれ大切な役割があります。
塗る順番は化粧水→美容液(無くても可)→乳液です。 洗顔後すぐに化粧水を塗り水分を補います。化粧水の付け方は量が多ければよいというものではありません。誤った付け方として手に大量出してぱしゃぱしゃ顔をたたく方もいますが、塗布のムラが出る、肌を傷める可能性があるので絶対にやめましょう!
正しい付け方は、手のひらに500円玉くらいの量を出し、両手を重ねてなじませます。乾燥しやすい頬やフェイスラインを優しく包むように押さえつける付け方が、効果的な付け方です。その後、生え際や目もと、小鼻の横や口元など指先で内側から外に向かう付け方をしましょう。顎下やのど、首筋のシワもケアしたいのでそちらにも馴染ませて塗ってあげましょう。
乾燥の気になる部分には、2度重ねる付け方が効果的です。付け方の注意点を守り、強い力で叩き込んだり、ゴシゴシとこすりつけたりするような付け方は絶対に避けましょう。
化粧水でたっぷり水分補給した後は、その潤いを保持させるために乳液で油分を補うことが大切です。適度な油分は皮膚から水分が蒸散することを防ぐフタの役割をしてくれます。
乳液の付け方は、10円玉の量を手のひらに取り、乾燥しやすい頬とフェイスラインになじませます。目もとや口もとなど凹凸のある部分には、指先でやさしく伸ばしてください。最後に手のひらで顔を覆い密着させることにより、体温で温まり浸透しやすくなります。
メンズ用の基礎化粧品には化粧水も乳液ありますので、シリーズで揃えるとよいでしょう。シリーズで揃えるメリットとしてニキビ対策の効果や洗顔した後の肌の仕上がりの質感やテクスチャーなどの統一により効果がより発揮される部分にあります。バラバラのシリーズやブランドを使うのでは無く同じブランドの同じシリーズで揃えることをオススメします。
まずは何を買うべきか。ドラッグストアのものでも良い?
最近では男性用スキンケア商品や化粧品がすごく流行ってて何を買えば良いか分からなくなりますよね?
結論から言うと初めはなんでも良いです!
絶対に買った方がいいものと言えば洗顔ネットは必須です。これが無ければ効果が最大限発揮できない、間違ったスキンケアをしてしまう、無駄遣い、泡立てるのに時間の浪費となってしまう絶対になくてはならない神アイテムです。
洗顔料や化粧水、乳液に関しては最初は本当にどれでもいいです。 ただ、毎日、毎時間肌の調子を鏡でしっかりと確認してください。その行動によって肌の改善点が見えてきます。次はその問題点を解消できるようなアイテムを探しましょう!本当にその繰り返しです。
皮脂や油分が多い傾向にあるオイリー肌の男性は洗浄力のある男性洗顔料で洗うようにしてみたり、乾燥肌の男性は、洗浄力の優しい女性用洗顔料を試してみるといいかもしれません。
女性の方が一所懸命に化粧品を模索し続けて美を目指すのは、毎日鏡で自分の姿や顔を確認して、なりたい自分や現在の改善点を把握できていて必要なアイテムが分かっているからです。
あなたの肌がドラッグストアに売っている商品で改善、健康維持できるならそれでOKです!ですが、やはり安価な商品の為、効果などは通販で話題の商品と比べると見劣りしてしまうかも知れません。スキンケアをして変わりたい!問題を解決したい!と言う方はやはり通販などの高品質な商品をお使いいただきたいと思います。ハッキリ言ってど素人でも市販品との差は歴然としており、スキンケアするのが楽しくなるでしょう。 オススメの化粧品については、また別の記事でお伝えしたいと思います!
肌はいわば「全身の鏡」です。カラダやメンタルのコンディション、ライフスタイルの変化を映し出します。自分自身をよく知ることがいいスキンケアにもつながります。
日々の肌の状態を自分の目や手で確認し、自分の肌を知り、自分に合うスキンケアを探し、肌が本来もっている力や美しさを引き出してあげてください。スキンケアは日々の積み重ねです。毎日の努力が未来の自分の肌を作ります。もし、皆さんのまわりにまだ何もしていない男性がいたら、スキンケアの価値をぜひ伝えてあげてください。